🌎核融合の波と金融移行 #27

🌎核融合の波と金融移行 #27

Happy Weekend!

今週は金融移行に関してG7の会合、GFANZの設立の発表がありました。資金調達としてIoT、ポリマー、核融合技術を開発するスタートアップが資金調達しました。


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📰今週のニュース

💶G7新潟財務大臣・中央銀行総裁会議が近づく中、グラスゴー金融同盟(GFANZ)は、2050年までに温室効果ガス排出量を実質ゼロにするという目標を掲げ、科学的根拠に基づく中間目標を設定しています。GFANZは世界最大の金融連合体であり、2022年6月に設立されたGFANZアジア太平洋(APAC)ネットワークの一環として、日本支部の設立を発表しました。これにより、日本は初めて支部を持つ国となり、2023年6月に活動を開始することを発表しました。

🏦また、13日に閉幕したG7財務相・中銀総裁会議は共同声明で、段階的な排出削減を促す「移行金融」について「経済全体の脱炭素化を進める上で重要な役割を有している」と明記しました。中銀による拡大会合には直接言及していないものの、「主要排出国に積極的に関与することの重要性を強調する」との認識で一致しました。

🔋米国の核融合発電企業であるヘリオン・エナジーは、マイクロソフトとの電力供給契約を交わしたことを発表しました。これは核融合発電による売電契約としては世界初であり、約5年後の供給開始を予定しています。


💵今週の資金調達

🔌IoTでエアコン電力最大50%減の「BA CLOUD」を開発・運営するcynaps、シリーズAラウンドとして、環境エネルギー投資を引受先とした第三者割当増資により総額2億円の資金調達を完了したことと発表しました。

💦100%オーガニックの超吸水性ポリマーの開発を手がけるEF PolymerはシリーズAラウンドにおいてWismettac、UMI、ライフタイムベンチャーズ、MTG Venturesなどから5.5億円の資金調達を実施したと発表しました。

🔋核融合の商品化に手を掛ける京都フュージョニアリングは官民が連携し日本連合からシリーズCで約100億円の資金調達を実施したと日経が報道しました。燃料は海水から採取可能で、脱炭素の切り札として期待されて、オールジャパン体制で海外と競争という方針です。

📩 資金調達情報はぜひこちらに送ってください。


ファンド設立・買収

☀️持続可能なインフラへの投資を行うアクティスは、日本に新たな再生可能エネルギープラットフォーム「Nozomi Energy」を5億ドル(約550億円)で立ち上げました。Nozomi Energyは、2027年までに1.1GWの陸上風力および太陽光発電を目標としています。


🗓イベント

♻️<E&Eコミュニティ>"Circular Economy" :5月23日(火)19時から"Circular Economy 〜環境エネルギー領域における資源循環の実現~"のテーマで廃棄物のリユース、リサイクル、再資源化や回収に関わる技術開発、それらのコストダウンや収益性向上のアイディアを持つスタートアップが7社のテーマオーナーと共に、「産業廃棄物&プラスチック」「バイオマス(残渣系)」の2つのグループに分かれ、協業の可能性を討議する予定です。詳細はこちらから

🧑🏼‍💻脱炭素の最新テクノロジーCCUS最前線:5月30日にAddlightが主催する脱炭素の最新テクノロジーCCUS最前線~欧州有力スタートアップと日本企業の共創によるカーボンニュートラルの可能性というイベントでパネルディスカッションを行う予定です。詳細と申し込みはこちらから

💸Climate Investment Challenge Finale:6月9日に開催される最大の学生主導の気候ファイナンスピッチングコンテストのファイナルに参加しましょう。詳細はこちらから

🗨️Climate Tech Day 2023@東京大学:6月25日にFoundXが東京大学でClimate Tech Day 2023を開催します。セッションテーマにはClimate Techに関連するさまざまなテーマで議論が予定されています。詳細と申し込みはこちらから!


💡
今週のキーワード:移行金融
移行金融(Transition Finance)とは、経済や産業の持続可能な転換(移行)を支援するために提供される金融手段やサービスのことを指します。主な目的は、環境への負荷を軽減し、低炭素経済や循環型経済への移行を促進することです。

以上、日本や世界での気候変動に関するイベントや機会をご紹介しました。新しいアイデア、イベントや公募、関心・興味のあるトピックがあれば、ぜひClimate Tech Japanにまでお寄せください。

それでは、良い一週間をお過ごしください!