🌎核融合戦略改定 #114
おはようございます。
今週は核融合、再エネ系スタートアップが資金調達を実施したと発表しました。
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📰今週のニュース
🆕政府は6月4日、核融合発電に関する国家戦略を改定し、原型炉の建設に向けた立地選定手続きなどの課題を検討する新たな組織を内閣府に設置する方針を示しました。実証目標時期を30年代に前倒し、今年度中に議論をまとめることを目指します。
🌡️北米、欧州、アジアが今後数カ月にわたり猛暑に見舞われる兆しが出ています。世界の気温は今夏に観測史上最高を更新する可能性もあると、UCLAの気候学者は指摘しており、電力網への負担の増加や作物の成長不良、エネルギー価格高騰の恐れが高まっています。
🕐️「GX脱炭素電源法」が施行されたことで、原子力発電所の運転期間に関する規定が炉規法から電気事業法に移行されました。停止期間を運転期間から除外することで、原発の実質的な60年超運転が可能となる見込みです。
🍗自民党の西村康稔・元経産相が会長を務める議員連盟は6月4日、次世代革新炉など先端的なエネルギー技術の活用を推進する提言案をまとめました。この提言は、政府が6月13日に閣議決定予定の経済財政運営の基本方針「骨太の方針」への反映を目指し、近く政府に提出される見通しです。
🤝米メタ・プラットフォームズは、米電力大手コンステレーション・エナジーが運営するイリノイ州のクリントン原子力発電所から２０年間にわたって電力を購入することで合意したと発表しました。金額は非公表。廃炉となる可能性があった原発でしたが、稼働継続が後押しされます。
💵資金調達
🔬レーザー核融合の技術開発を行うEX-Fusionは、大阪大学ベンチャーキャピタル、MPower Partners、中信ベンチャーキャピタル等より、シリーズAラウンドにて総額約26億円の資金調達を実施したと発表しました。
🌞Non-FIT太陽光発電よりグリーン電力と環境価値を提供するクリーンエナジーコネクトは、環境エネルギー投資、ジェイ・グロース等より、シリーズDファーストクローズにて42.8億円の資金調達を実施したと発表しました。
💵ファンド設立
💸Vision Incubate１号：国立大学等から創出されるスタートアップに対して事業化支援を行うVI-1号投資事業有限責任組合を約20億円でファイナルクローズしたことを発表しました。
🏛️三井住友海上キャピタル2050V：三井住友海上キャピタルはスタートアップに投資を目的とする100億円のファンドを設立したと発表しました。
🥼MCグローバルイノベーションファンド：三菱商事は先進技術に取り組んでるスタートアップへの投資を目的としたファンドを設立したと発表しました。ファンド総額は500億円となる予定です。
以上、日本や世界でのClimate Techに関する情報をご紹介しました。それでは、良い一週間をお過ごしください！
Climate Techに関する新しいアイデアや、イベント、関心/興味のあるトピックがあれば、ぜひClimate Tech Japanにまでお寄せください。
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