🌎 2023年、国内調達額は984億円 #60

🌎 2023年、国内調達額は984億円 #60

2023年度、国内に本社を置くClimate Techスタートアップの資金調達額が984億円になりました。詳細について続きをご覧ください。

1️⃣四半期ごとの資金調達額と投資件数

四半期ごとの調達額および取引件数に注目すべき傾向が見受けられます。

  1. 第2四半期における調達額の増加と、第4四半期における著しいピークは、年内での支出パターンの変動を示唆しています。
  2. また、第2四半期の取引件数の減少が平均調達額の上昇に寄与している一方、第3四半期は取引件数が急増しています。
  3. 第4四半期の高額支出は取引件数が比較的低いことから、年末に向けてレーターステージの投資がメインでしたと考えられます。


2️⃣各分野における資金調達額と投資件数

  1. 各分野の調達額と取引件数から、スタートアップの数が少ない分野が明らかになります。エネルギー分野は高額な調達額と21の取引がありながら、一方で生物多様性や二酸化炭素の削減分野は調達額や取引件数が相対的に低い傾向が見受けられます。これらの分野においてはまだまだ少数のスタートアップが活動している可能性があります。
  2. 特にエネルギーや食品において活発な調達活動が行われていることが示唆されます。

3️⃣各投資ステージにおける資金調達

  1. 資金調達ラウンドごとのデータから、Pre-Seed/Seedラウンドでは84.9億円の調達額と29の取引があり、Series Aでは171.45億円の調達額と21の取引が目立つ。
  2. 一方で、Series BやSeries C以降では調達額は高額であるものの、それぞれ12と11の取引件数が示唆される。これは、初期段階での多様なスタートアップ活動に比べ、レートステージでは取引が相対的に少ないことを示唆している。

🎉Deal Tracker

上記のデータを含め、Climate TechのDeal Trackerはこちらからご覧になれます。


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📰今週のニュース

‼️気候変動に起因する自然災害や異常気象の悪影響は、他の先進国の3倍に達しています。米国の評価機関が世界の企業を対象に行った調査によれば、台風や洪水による施設の損害、猛暑による生産性の低下などの影響を分析した結果、日本企業は欧米などの企業に比べてその影響が3倍も大きいことが明らかになりました。

📤中国の高官は、地方当局に対して過剰な数の新エネルギー車投資プロジェクトを展開したことを叱責し、国際的な保護主義が高まる中で国内需要を刺激するためにさらなる努力が必要だと述べました。

🔖地球への楽観主義者のガイドと2024年の世界経済リスクに対する悲観的な展望をぜひご覧ください。


💵今週の資金調達

🌱植物由来の環境配慮素材PlaX™を開発するBioworksがLavender Hill Capital、Purpose Venture Capital、18 Salisbury Capitalと繊維商社のヤギから4.15億円の資金調達を実施したと発表しました。


‌⛳️ファンド設立・買収・IPO

💴元サッカー日本代表で投資家としての顔も持つ本田圭佑氏がこのほど、国内のスタートアップを対象に150億円規模のファンドの立ち上げしたと発表しました。

🗺️伊藤忠テクノソリューションズは、海外のスタートアップとより強固なパートナーシップの構築を目的として、OSS Capital ã¨ Dig Venturesに出資したと発表しました。

💰大和工業は15日、スイスのベンチャーキャピタル(VC)のエメラルド・テクノロジー・ベンチャーズへの出資をしたと発表しました。


以上、日本や世界でのClimate Techに関する情報をご紹介しました。新しいアイデア、イベントや公募、関心・興味のあるトピックがあれば、ぜひClimate Tech Japanにまでお寄せください。

それでは、良い一週間をお過ごしください!

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