おはようございます。
本日、米国でトランプ政権が発足し、日系企業は商品への関税と米国への投資という二つの課題の間の狭い道を進むこととなりそうです。
今週は冷却系スタートアップが資金調達を実施したと発表しました。
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📰今週のニュース
❄北海道は半導体や風力発電、水素といったGX事業の集積に向けた基本計画案を取りまとめました。「促進区域」とする167市町村でGX事業を行う場合、国の法人税が減免される内容で、金融・資産運用特区への選定を受けた道独自の税優遇と合わせ、GX事業の誘致体制を整備します。
国連へ初めて「脱炭素コンクリート」による二酸化炭素(CO2)の吸収・固定量を環境省が報告したことで、コンクリートに関するCO2排出量取引の検討が25年から始まる予定です。
⚡️北海道と本州を結ぶ送電線の新設計画に参加する東京電力HDなどの4社連合が、インフレによって1.5兆〜1.8兆円とされる整備費の膨張を不安視、撤退もあり得ると異例の条件を加えました。送電線が再生可能エネルギー普及のボトルネックになってしまうことが懸念されています。
🌞軽量薄型で設置場所の選択肢の拡大や低コスト化が期待される「ペロブスカイト太陽電池(PSC)」について、日本発の技術として官民が連携して実用化を急ぐ一方、中国勢が台頭しており、覇権争いが過熱しつつあるようです。
💵資金調達
❄️ゼロエネルギーで冷却を行う新たな放射冷却素材を開発・販売するSPACECOOLは、スパークス・アセット・マネジメント、三井住友海上キャピタルより、プレシリーズAラウンドおよびシリーズAラウンドとして総額9億円の資金調達を実施したと発表しました。
♻️廃棄プラスチックも活用して3Dプリンタ製の建築向けコンクリート用樹脂型を開発・製造するDigitalArchiは、慶應イノベーション・イニシアティブ、豊田合成、三井住友海上キャピタル、DBJキャピタル及び SMBC ベンチャーキャピタル より、シードラウンドとして約3.5億円の資金調達を実施したと発表しました。
以上、日本や世界でのClimate Techに関する情報をご紹介しました。それでは、良い一週間をお過ごしください!
Climate Techに関する新しいアイデアや、イベント、関心/興味のあるトピックがあれば、ぜひClimate Tech Japanにまでお寄せください。
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