おはようございます。
今週はカーボンクレジット、気候予測系スタートアップが資金調達を実施したと発表しました。
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📰今週のニュース
🌀気候変動政策にトランプ政権の嵐が吹き荒れています。
-トランプ米大統領は就任初日の20日、パリ協定から離脱する大統領令に署名。1期目の政権時にも離脱し、その後バイデン前政権で復帰していましたが、再離脱する形になります。(NHK)
-また、洋上風力発電事業向けに連邦政府管理の土地貸与を停止する大統領令にも署名。洋上風力世界最大手のオーステッドの株価が17%急落しています。(ロイター)
-石油・ガス開発事業を拡大する大統領令にも署名がされました。一方、将来の大統領がトランプ氏の政策を容易に覆す可能性があるため、石油・ガス企業はアラスカ州と北極圏で開発事業を拡大する公算は小さいだろうと述べています。(ロイター)
-自動車業界への影響は関税だけに留まらなさそうです。トランプ氏は大統領令で、50億ドルの基金からEV充電ステーション向け政府資金拠出を停止するとし、35年までにゼロエミッション車規則を採用する州への連邦規制適用免除を撤廃するよう求めたほか、EV税額控除の終了を検討すると述べています。(ロイター)
🚙経済産業省は、電気自動車(EV)などのエコカー購入者への補助金を4月から一部引き上げる方針を固めました。二酸化炭素(CO2)の排出を抑えて製造した鋼材(グリーン鉄)を車体に採用する自動車メーカーの車で、補助金を最大5万円増やします。
💦産業技術総合研究所は、昼夜の湿度変化で発電できる高性能な「湿度変動電池」を開発したと発表しました。太陽光発電とは異なり、暗い場所でも給電できる。農業用ワイヤレスセンサーの電源などに活用します。
💵資金調達
🌾水田など農業分野でのカーボンクレジットの生成と販売を手がけるフェイガーは、環境エネルギー投資、インキュベイトファンド、東京海上ホールディングスより、シリーズAラウンドファーストクローズにて11.7億円の資金調達を実施したと発表しました。
💨乱気流の発生予測システムを手掛けるBlueWXは東京大学協創プラットフォーム開発(東大IPC)などから1億2000万円を資金調達を実施したと発表しました。
以上、日本や世界でのClimate Techに関する情報をご紹介しました。それでは、良い一週間をお過ごしください!
Climate Techに関する新しいアイデアや、イベント、関心/興味のあるトピックがあれば、ぜひClimate Tech Japanにまでお寄せください。
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